法然上人805回忌(平成28年)を奉修!
今年2016年は法然上人ご往生の1212年(1月25日)から丸804年なので、805回忌にあたります。
2月24日、法然上人の年忌法要である「御忌(ぎょき)」を厳修しました。例年通り、お釈迦さまのご命日(2月15日)も近いので「釈迦涅槃図」を掲げ、お釈迦さまと法然上人のご遺徳を偲ぶ法要となりました。
法要に先立ち、法然上人が亡くなる2日前に著されたご遺訓「一枚起請文」を写経しました。一枚起請文が印刷された台紙の上に半紙を置いてなぞる形式のやさしい写経。それでも写経そのものや筆ペンに慣れていない方が多く、なかなか上手に書くのは難しかったのですが、皆さん一字一句確かめるように丁寧に書写してくださいました。
その写経した一枚起請文を仏前にお供えし、お釈迦さまにちなんで「遺教経」を拝読、さらに法然上人にちなんで「月影」の歌唱、御忌の永代回向・塔婆回向などお勤めしました。参詣者には、本尊・阿弥陀如来 → 位牌壇 → 法然上人像 → 釈迦涅槃図の4カ所で焼香していただきました。