お盆

お盆の風習は千差万別で、地域や宗派によってかなり異なります。各家のお参りやお祀りの仕方を、代々受け継いでいくのもお盆の大切な意味です。親戚一同が集うことも多いお盆の時期に、そのような伝統について話しながらご先祖さまに思いを馳せ、お手を合わせる日々にしましょう。

善福寺のお盆についてご案内します。暑い中ですのでお身体ご無理ないように、どうぞお参りくださいませ。

善福寺のお盆

お盆の期間8月1日〜15日
(期間に関わらず、いつでもお参りいただけます)

全体の流れ

8月主な内容
1日〜8日墓参り(ピークは7日と土日)
9日〜14日棚経参り(ピークは13日と14日)
15日盂蘭盆施餓鬼会、送りの墓参り

お盆はご先祖さまを自宅へお迎えする期間

お盆は、お浄土にいらっしゃるご先祖さまを自宅へお迎えし、ご接待する期間です。ですので、原則としては以下の順序が本義ですが、皆さまのご都合に合わせてお墓参りの日時・精霊棚のお給仕・送りの墓参りなどお勤めください。

  1. お盆前半でお墓参りをし、ご先祖さまを自宅へ連れて帰ります
    この際に本堂にお上がりいただき、「○○家先祖代々」などのお塔婆をお申し付けください
  2. 自宅の仏壇前の精霊棚で、ご先祖さまにお給仕します
    (毎食お膳を用意する必要はなく、お水や炊きたてのご飯などできる範囲で構いません)
  3. お盆中盤で自宅の精霊棚に、棚経参りをします
    (善福寺では初盆の棚経参りはなく、通常の棚経参りに合わせてお勤めします)
  4. 8月15日に本堂で、お塔婆のご回向をいたします
    その後や夕方にご先祖さまを浄土へお見送りする「送りの墓参り」をします

盂蘭盆施餓鬼会(うらぼん・せがきえ)

いわゆるお盆の法要で、「盂蘭盆」と「施餓鬼」の法要が合わさった形となっています。近隣寺院の和尚さまにも出座いただき、お墓参りの際にお申し付けいただいたお塔婆をご回向いたします。

8月15日
10時法要開始
10時15分頃初盆の塔婆をご回向
読み上げられたらご焼香ください。焼香後にお帰りになっても構いません
10時30分頃一般の塔婆をご回向
読み上げられたらご焼香ください。焼香後にお帰りになっても構いません
10時50分頃永代供養帳のご回向
11時30分頃終了
最後までお残りの方は、粗飯をお召し上がりください