善福寺について

善福寺は【和文のお経のお寺】です。難しい漢文のお経を日本語に訳してお称えします。お経本をお配りしますので、一緒に声に出してお称えください。

正式名佛性山 善福寺(ぶっしょうざん ぜんぷくじ)
宗派浄土宗
宗祖法然上人(法然房源空上人)(1133年〜1212年)
開宗今から840年ほど前の承安5年(1175年)
本山総本山知恩院(京都市東山区)
本尊阿弥陀仏(阿弥陀如来)
修行「南無阿弥陀仏」と声に出してお称えし、明るく正しく仲良く生きることを心がけ、極楽浄土へ往生することを目指します。
お経お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の浄土三部経を依りどころとします。
和文当山での法要や葬儀はすべて日本語に訳した「和文のお経」で勤めます。どうぞ一緒に声に出してお称えください。

 

善福寺の縁起(歴史)

開基(お寺を開いた人)は奈良時代の行基菩薩。行基菩薩が畿内に開削した10カ所の墓所の内の一つと伝わります。その頃は「頭光山 西光寺」(ずこうざん さいこうじ)とも呼ばれていたようです。

平安時代から西大寺系真言律宗となり、内山永久寺(廃寺)からも住職を迎えていました。

江戸時代の慶安年間(1648年〜1651年)に知恩院から信誉無縁上人が入寺したのを機に浄土宗となり、それ以来知恩院直末のお寺となりました。(制度としての本山・末寺制度は廃止されています)

山門(お寺の正面の門)は内山永久寺の塔頭(たっちゅう)寺院の門を移設したものでしたが、改築の際に新しい山門に変わりました。

年代
奈良時代行基菩薩(668年~749年)が開山
江戸時代(慶安年間)真言律宗から浄土宗に改宗
昭和34年3月8日第31世・実誉悟朗が晋山
昭和53年5月4日第31世・実誉悟朗が往生
昭和53年9月11日第32世・深誉大瀛が晋山
昭和57年6月10日早朝の失火により全焼(本堂・庫裡)
昭和59年3月31日本堂竣工
昭和60年3月31日庫裡竣工
昭和60年4月14日落慶法要
平成11年6月5日山門・六地蔵覆屋改築、鐘楼屋根葺替の落慶法要
平成27年11月1日第33世・基誉浄薫が晋山

 

近世の歴代住職の戒名

俗名戒名命日
桂 廣道(第29世)實蓮社相譽定阿正善廣道老和尚昭和12年3月13日
桂 芳朗(第30世)心蓮社寛譽薫阿枕水芳朗大和尚昭和39年1月22日
桂 悟朗(第31世)真蓮社實譽相阿廓然大洲悟朗大和尚昭和53年5月4日
桂 大瀛(第32世)観蓮社深譽然阿天山靖堂大瀛老和尚

 

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天理教との関係はこちら

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