花まつりに精進カレー
4月8日はお釈迦さまの誕生日。それを祝う「花まつり」の日として知られています。
しかしながらイエス・キリストの誕生日を祝うクリスマスに比べて、花まつりの世間的な認知度が低いのは否めません。そんな状況を何とか挽回しようと、全国の僧侶がさまざまにユニークな取り組みを始めています。
花まつりといえば、「天上天下唯我独尊」と言いながら天と地を指差すポーズのお釈迦さま像に、みんなで甘茶をかけるのが一般的。新たな花まつりイベントとして、「お釈迦さまと同じくインド生まれのカレーライスを4月8日に食べよう!」という呼びかけがSNSを中心に共感を集めて人気となりつつあります。
善福寺もその趣旨に賛同し、かの有名なカレー坊主が代表を務める「全国カレー好き僧侶の会」が作った『ほとけさまのやさしい精進カレー』を善福寺で食べることにしました。
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『ほとけさまのやさしい精進カレー』は肉・卵・乳製品・白砂糖・化学調味料を使わずに、野菜やスパイス、昆布や味噌など日本の伝統調味料でつくった体にやさしいカレー。レトルトでカロリー控えめ(なんと148kcal)なのに意外としっかりスパイスが効いていて、大人でも充分に食べごたえがあります。
急なお誘いにも関わらず檀家さん、ご近所さん、子どもの同級生らが参加くださいました。実際のところ、スパイスが効いた精進カレーは子どもには辛かったようで子どもたちは全員ボンカレーとなりましたが、みんなで楽しく一緒に食べることができました。