「おてつぎ信行奉仕団」に初参加しました!

3月28日、「おてつぎ信行奉仕団」で知恩院へ登嶺(とうれい)しました。善福寺として「おてつぎ運動」に参加するのは初めてでしたが、実に有り難い修行となりました。

おてつぎ運動は、法然上人のみ心を信じ、一人一人が心からお念佛を称え、家庭から職場へ、地域社会へと仲間の輪をつくり、全世界の人々の幸福と平和の実現に向けて、人から人へと法然上人のみ教えを広く現代社会に伝える運動です。

『おてつぎ運動綱領』
一、法然上人のみ教えを信じ、くらしの中で、お念佛をお称えしましょう。
一、浄土の信仰を人から人におてつぎし、同信とともに、お念佛をお称えしましょう。
一、明るく、正しく、仲良い社会を願い、人々とともに、お念佛をお称えしましょう。

総本山知恩院HP

今年50周年を迎えるという長い歴史ある「おてつぎ運動」は、檀信徒を中心にお念仏・ご法話・清掃のご奉仕を通して、お念仏の信仰生活を確認し、周りに伝えていくものです。

今回は初参加にあたり、お誘いいただいて近くのお寺さまと合同で参拝。いつもお世話になっているお寺さまで、隣村の杣之内・地福寺さまと桜井市の巻向・九田寺さまご一行と一緒に向かいました。

当日は早朝7時半に善福寺駐車場から出発し、バスに揺られて知恩院へ。10時からの結団式で団旗・袈裟・数珠を頂戴し、身を引き締めて行事にあたります。法然上人御堂や大方丈などでお勤め・ご回向・礼拝など何度もお念仏する機会を持ち、まだ寒さが身に染みる中でしたが、お念仏の声で身も心もあたたまりました。

昼食は知恩院の食堂(じきどう)で精進料理を頂き、午後は法話を聴聞し、午後3時頃から境内の清掃奉仕。今の時期は落ち葉も少なく元々綺麗でしたが、松葉などを集めてより一層の境内美化に努めました。

その後、現在も修繕中の国宝・御影堂(みえいどう)の中に入り、工事現場を見学。平成24年から始まった工事も屋根瓦の設置がほぼ終わり、これから徐々に素屋根(全体の覆い)を解体撤去していくとのことで、工場見学ができるのは今年5月末までだそうです。

解団式で感謝状や記念写真を受け取り、今回のご奉仕は修了。土産物を買って帰路につきました。

ご参加いただいた皆さま、一日本当にお疲れ様でした。今後、第二回・第三回と続けていきたいと思いますので、初めての方も二回目の方もどうぞ奮ってご参加くださいませ。

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