十夜法要を勤めました!晋山式まであと一年!
11月1日(土)、住職が近隣寺院の五重相伝に出座するため、副住職が導師として十夜法要を勤めました。
午前中は小雨が降る中ご当番さんがお集まりくださり、食事の用意と本堂設営をしていただきました。午後はまず「仏教なんでもQ&A」として普段ギモンに思っていることを気軽に聞いていただこうという企画。とは言えいきなり質問も出ないので、副住職が前日まで行っていた「璽書(じしょ)道場」についてお話ししました。その後は修行生活についての質問や、普段の仏事のしきたりなどについて話題が及びました。
十夜とは、浄土三部経の一つ『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることに依って、その教えを実践するものです。十日十夜の10日間にわたり不断念仏を称えて別時念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要ですので、いつも以上に多くのお念仏を法要冒頭にお称えし、少し礼拝も行いました。
法要後には善哉を召し上がっていただき、気持ちの良い晴れ間の中ご帰宅となりました。
来年の11月1日は晋山式(しんざんしき)、ちょうど一年後には代替わりです。気持ちを引き締めて準備を進めて参ります。